球場の「ネーミングライツ」について

先日の球団発表によると、オリックスの練習拠点、2軍のホームグラウンドである「舞洲バファローズスタジアム」がネーミングライツ契約締結により新名称「オセアンバファローズスタジアム舞洲」となりました。

【ネーミングライツ】
「ネーミングライツ」いわゆる「命名権」とはその施設の名称を決定する事の出来る権利であり、広告、宣伝の手法として確立されているビジネスです。
オリックスの準本拠地であり、年に10試合程公式戦が開催される「ほっともっとフィールド神戸」もネーミングライツによる球場名。

以前は、オリックスブルーウェーブの本拠地として「グリーンスタジアム神戸」の愛称で親しまれ、イチロー（シアトルマリナーズ）や田口（現1軍コーチ）が躍動し「がんばろうKOBE」を合言葉にオリックス日本一の舞台となった球場です。

その後、ネーミングライツにより「Yahoo! BBスタジアム」「スカイマークスタジアム」「ほっともっとフィールド神戸」と施設名の変更を繰り返します。

西武の「メットライフドーム」やロッテの「ZOZOマリンスタジアム」もネーミングライツによる施設名です。

名称に地名が含まれないので、プロ野球に興味がない人は「どこにあるんだよ！」って感じですよね。

【名称が売買対象になる事】
僕はこのネーミングライツに対してかなり抵抗があります。
短いスパンで名前を変えられると、なんだか施設に愛着を感じられないんですよね。
大好きなアニメのキャラクターの声優が交代した時のような違和感も感じます。
そもそも「名称」を売買対象にする事自体が嫌なんです！
名称は時間とともに歴史や伝統を育んでいきます。

100年近い歴史をもつ甲子園球場がネーミングライツにより「○○スタジアム西宮」に変更されたらどうでしょうか？
阪神ファンだけでなく多くの人々が反対しますよね。
贔屓球団のホームグラウンドに対して思い入れがある方もおおいはず。
その名称が3〜5年単位で変更されるのって・・・。

【グリーンスタジアム神戸】
僕にとって「ほっともっとフィールド神戸」は今でも「グリーンスタジアム神戸」。
この球場のネーミングライツは年間3500万円。
僕と同じ意見のオリックスファンが一人500円募金すれば、「グリーンスタジアム神戸」の名称に買い戻せるのではないだろうか。

皆さんは賛同してくれますか（笑）

舞洲の施設については、まだそこまでの愛着はないので球場名が変更されても気にはなりませんが・・。