オリックス・バファローズ【中日ドラゴンズとの電撃トレード】
昨夜発表された中日ドラゴンズとの電撃トレード。
オリックスからは松葉貴大(投手・7年目)・武田健吾(外野手・7年目)が中日へ。
中日からは、松井雅人(捕手・10年目)・松井佑介(外野手・10年目)・モヤ(外野手・2年目)がオリックスへ。
各選手の直近3年間の成績とコメントをまとめてみました。
【松葉貴大】
松葉貴大 | 勝 | 負 | 投球回 | 防御率 |
---|---|---|---|---|
2017年 | 3 | 12 | 133.1 | 4.46 |
2018年 | 2 | 1 | 36.1 | 5.20 |
2019年 | 0 | 4 | 22.2 | 5.56 |
「急なことでしたので、驚きました。オリックス球団には約6年半、本当にお世話になりました。ここ数年は思うような結果を出せず、申し訳ない気持ちしかありません。今まで応援していただいたオリックスファンのみなさんに、オリックスで活躍する姿をもっと見せたかったです。トレードという形ですが、自分を必要だと思っていただいた中日球団に感謝していますし、一日でも早く1軍の舞台で投げて、中日ファン、そしてオリックスファンにも 喜んでもらえるよう、新天地でもがんばります」
【武田健吾】
武田健吾 | 試合 | 安打 | 本打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
2017年 | 97 | 61 | 2 | 295 |
2018年 | 69 | 21 | 1 | 221 |
2019年 | 6 | 1 | 0 | 125 |
「突然のことで、驚いています。プロの世界に入ってから苦しいことの方が多く、スタッフ、チームメート、監督、コーチ、たくさんの方々に支えてもらいっぱなしだったと思います。そういう自分を育ててくれたオリックス球団には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、なかなか一軍に定着できなかった自分でもオリックスファンのみなさんはいつもあたたかく応援してくださいました。中日で活躍することが恩返しにもなると思いますので、これから も精一杯がんばります」
【松井雅人】
松井雅人 | 試合 | 安打 | 本打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
2017年 | 87 | 46 | 2 | 221 |
2018年 | 92 | 50 | 2 | 229 |
2019年 | 20 | 7 | 0 | 212 |
「昨日(6月30日)の試合後に言われた。複雑な気持ちもあるがプロ野球選手である以上、あり得ること。中日で10年間やらしてもらい感謝している。オリックスの1軍で活躍して恩返ししたい」
【松井佑介】
松井佑介 | 試合 | 安打 | 本打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
2017年 | 56 | 33 | 4 | 277 |
2018年 | 17 | 3 | 0 | 136 |
2019年 | 16 | 7 | 0 | 219 |
「昨日の夕方に言われた。突然で戸惑いはある。チームは変わるが野球は変わらない。(地元の大阪に戻るのは)いい意味で良かった。(同学年の)T-岡田、安達らもいる。(松井)雅人もいるので、やりやすい環境だと思う」
【モヤ】
モヤ | 試合 | 安打 | 本打 | 打率 |
---|---|---|---|---|
2018年 | 46 | 28 | 3 | 301 |
2019年 | 7 | 5 | 1 | 227 |
「1年半前に日本に来る機会を作ってくれた中日に感謝している。新しい環境に早く慣れて、オリックスを助けられるようにしたい」
松葉、武田ともに、彼らの人柄とオリックス愛が溢れているコメントですね。
ずっと応援してきた二人がチームを離れるのは寂しいです。
坂口・西・糸井、元オリックス戦士はセ・リーグで活躍しています。
新天地で活躍できる事を心から祈っています。
長打力、得点力不足のチームにとってモヤの獲得は朗報でしょう。
かつて、「神様仏様 」「四連発男」と称され、近鉄バファローズ・リーグ優勝の立役者となった、ブライアントもドラゴンズの二軍から金銭トレードで獲得した選手。
モヤは今季の1軍出場は外国人枠の兼ね合いで、7試合で1本塁打。
しかし2軍では56試合で打率3割1分5厘、12本塁打、36打点の成績を残しています。
さすがにブライアント級の活躍は困難ですが、長打も打てるし率も残せる打者かと思いますね!
最下位脱出の起爆剤となれるか。