オリックス・バファローズ【背信投球・増井 2軍調整へ】
打線は相手のエラーも絡み5得点。
6回まで田嶋が被安打0の完璧な投球を披露。
今期初の4連勝と日曜日の勝利を確信していましたが・・・
7回、疲れの見え始めた田嶋がヒットと四球で出したランナーを、ディクソンが還してしまうも、2点差リードで迎えた最終回に守護神・増井の登場。
しかし、増井は自身が投げるボールを全くコントロールできていませんでした。
ストレートは高めに外れフォークはワンバウンド、四球を連発し、苦し紛れにストライクを取りにいった球を痛打され同点に。
結局、1イニングを投げきれずに降板。
福留が放った同点打の打球は、あと50~60センチで逆転ホームランになるところでした。
13安打のオリックスに対して3安打の阪神。
しかし、結果は5-5の引き分け。
勝てなかった要因は増井だけではなく四球が多い投手陣、好機を活かせない打線(バント偏重の采配)でした。
試合後に増井の二軍行きが決定。
今日の(も?)乱調とクローザーとして防御率5.54の数字を鑑みれば当然の措置。
FA制度にてオリックスから出る選手には多いですが、入団してくれた希少な選手である増井。
平野のメジャー移籍により、クローザーを必要としていたタイミングだったとはいえ、巨人を蹴ってオリックスを選択したのは感動しました。
以前の増井のインタビューを抜粋してみます。
「本当に勝負をするなら、(先発より)リリーフの方が楽しい。できる限り、しびれる場面で投げていたい。」
「マウンドに上がった時点で、打者との勝負というよりは、自分がいかに思ったところに投げられるかの勝負をしている。」
思ったところにボールを投げれない現状ですが、復活を信じて待ちましょう。