オリックス・バファローズ【得点力不足とセットアッパー】
今日(5月14日)は試合はありませんでした。
明日から千葉でマリーンズと2連戦。
その後、京セラに戻り、対ライオンズ3連戦となります。
シーズンも4分の1を消化し、14勝20敗の借金6で単独最下位の状態は、正直予想外でした。
低迷の大きな要因は、致命的な得点力不足と安定したセットアッパーの不在ですよね。
【突出した得点力不足】
現在、12球団で最低のチーム打率(.226)と得点(122)。
長距離砲として期待されていた、メネセス・マレーロ・T-岡田 が悲惨な成績なうえ、ロメロもケガでほとんど出場できていない苦しい状況。
頼みの吉田正尚も開幕直後の不調もあり昨年ほどの勢いは感じられません。
選手名 | 打 | 安 | 点 | 本 | 率 |
---|---|---|---|---|---|
吉田 正 | 158 | 35 | 21 | 8 | . 271 |
メネセス | 118 | 21 | 14 | 4 | . 206 |
T-岡田 | 42 | 6 | 2 | 1 | . 143 |
マレーロ | 36 | 6 | 0 | 0 | . 167 |
【不安定なブルペン陣】
得点力が弱いからこそ希少なリードは守り切らないと勝つことはできません。
しかし、リリーフ陣が失点を重ねるシーンが非常に多い。
おおきな要因は、山本由伸の先発転向ですね。
昨年、中盤までAクラス争いに絡めたのはセットアッパー山本の存在があってこそ。
山本の後継者候補の、澤田・近藤・吉田一も不安定な投球が続いています。
先発完投型ではなく分業制が主流となった現在の野球では中継ぎ・セットアッパーの充実がそのままチームの強さに直結します。
野手から投手へ転向し2軍で結果を残した(防御率1.65)張奕が1軍へ昇格。
近藤・山崎福も再び1軍の舞台に戻ります。
崩壊しているブルペン陣の再編成が急務です。